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印袢纏
ふりがな文庫
“印袢纏”の読み方と例文
読み方
割合
しるしばんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しるしばんてん
(逆引き)
その席亭の
主人
(
あるじ
)
というのは、町内の
鳶頭
(
とびがしら
)
で、時々
目暗縞
(
めくらじま
)
の腹掛に赤い
筋
(
すじ
)
の入った
印袢纏
(
しるしばんてん
)
を着て、突っかけ
草履
(
ぞうり
)
か何かでよく表を歩いていた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
死人の顔から、防毒マスクを奪いとろうとした浅間しい行為を恥じるものの如く、
印袢纏
(
しるしばんてん
)
氏は、マスクの中で、幾度も、幾度も、
苦吟
(
くぎん
)
を繰返した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
多くは雨が降ろうが日が照ろうがブラブラ遊んでいて、いよいよ
切迫
(
せっぱ
)
つまって初めて不精不精に
印袢纏
(
しるしばんてん
)
をひっかけたり破れ
袴
(
ばかま
)
の
皺
(
しわ
)
をのしたりして出かけた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
印袢纏(しるしばんてん)の例文をもっと
(12作品)
見る
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
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印袢纒
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“印袢纏”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
田畑修一郎
蘭郁二郎
内田魯庵
夢野久作
夏目漱石
国枝史郎
森鴎外
海野十三
芥川竜之介