トップ
>
印袢天
ふりがな文庫
“印袢天”の読み方と例文
読み方
割合
しるしばんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しるしばんてん
(逆引き)
其
(
その
)
片隅
(
かたすみ
)
に
印袢天
(
しるしばんてん
)
を
着
(
き
)
た
出入
(
でいり
)
のものらしいのが、
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて、
小
(
ち
)
さい
輪飾
(
わかざり
)
をいくつも
拵
(
こしら
)
へてゐた。
傍
(
そば
)
に
讓葉
(
ゆづりは
)
と
裏白
(
うらじろ
)
と
半紙
(
はんし
)
と
鋏
(
はさみ
)
が
置
(
お
)
いてあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
別に画にみるようなトゲトゲはないが短かい角はある。髪はザン切りにしていた。それがひどく
汚
(
よご
)
れた
印袢天
(
しるしばんてん
)
風のものを着て、汚れたひもを帯の代りに締めている。
ばけものばなし
(新字新仮名)
/
岸田劉生
(著)
其処には古い
印袢天
(
しるしばんてん
)
に、季節外れの
麦藁帽
(
むぎわらぼう
)
をかぶった、背の高い土工が佇んでいる。——そう云う姿が目にはいった時、良平は年下の二人と一しょに、もう五六間逃げ出していた。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
印袢天(しるしばんてん)の例文をもっと
(6作品)
見る
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
“印袢”で始まる語句
印袢纏
印袢纒
検索の候補
袢天
袢天著
印袢纏
印半天
印絆天
天印
印袢纒
法印天野源伯
“印袢天”のふりがなが多い著者
岸田劉生
夏目漱石
有島武郎
芥川竜之介