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裏白
ふりがな文庫
“裏白”の読み方と例文
読み方
割合
うらじろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うらじろ
(逆引き)
「そうですか——ですが、ここからまいりますと、
木元
(
きもと
)
、
裏白
(
うらじろ
)
なんていう、
嶮
(
けわ
)
しい山や峠ばかりで、いくら山好きでもあきあきしますぜ」
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
其
(
その
)
片隅
(
かたすみ
)
に
印袢天
(
しるしばんてん
)
を
着
(
き
)
た
出入
(
でいり
)
のものらしいのが、
下
(
した
)
を
向
(
む
)
いて、
小
(
ち
)
さい
輪飾
(
わかざり
)
をいくつも
拵
(
こしら
)
へてゐた。
傍
(
そば
)
に
讓葉
(
ゆづりは
)
と
裏白
(
うらじろ
)
と
半紙
(
はんし
)
と
鋏
(
はさみ
)
が
置
(
お
)
いてあつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
〆縄
(
しめなわ
)
、
裏白
(
うらじろ
)
、橙、ゆずり葉、ほん俵、鎌倉
海老
(
えび
)
など、いずれも正月に使用するものですから「
相更
(
あいかわ
)
らず……」といって何事も無事泰平であるように
幕末維新懐古談:43 歳の市のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
裏白(うらじろ)の例文をもっと
(10作品)
見る
“裏白(ウラジロ)”の解説
ウラジロ(裏白、学名:Gleichenia japonica)は、シダ植物門ウラジロ科に属するシダ。元来、シダ(歯朶)はウラジロを指すという。南日本に生育する。正月のお飾りに使われる。
(出典:Wikipedia)
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
“裏白”で始まる語句
裏白蝶
裏白越
裏白松茸
検索の候補
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浪裏白跳
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白光乱裏
裏面帯白
“裏白”のふりがなが多い著者
中里介山
柳田国男
夏目漱石
北原白秋
高村光雲
吉川英治
北大路魯山人
泉鏡花
寺田寅彦