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袢天
ふりがな文庫
“袢天”の読み方と例文
読み方
割合
はんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はんてん
(逆引き)
その茶店の前の往来へ、例の
袢天
(
はんてん
)
とどてらの
合
(
あい
)
の
子
(
こ
)
が出て、
脂
(
やに
)
だらけの歯をあらわに
曝
(
さら
)
しながらしきりに自分を呼んでいる。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
袢天
(
はんてん
)
の袖に、カガシのように手を通しながら、漁夫が段々を上ってきて、ハッチから首を出した。首を出したまま、はじかれたように叫んだ。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
煽
(
あお
)
るように車台が動いたり、土工の
袢天
(
はんてん
)
の
裾
(
すそ
)
がひらついたり、細い線路がしなったり——良平はそんなけしきを
眺
(
なが
)
めながら、土工になりたいと思う事がある。
トロッコ
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
袢天(はんてん)の例文をもっと
(7作品)
見る
袢
漢検1級
部首:⾐
10画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
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