“麦藁帽”のいろいろな読み方と例文
旧字:麥藁帽
読み方割合
むぎわらぼう94.4%
むぎわらばう5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おまけに窓の外を見ると、始終ごみごみした横町に、麦藁帽をかぶった支那の車夫が、所在なさそうにうろついている。………
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ほんの少しばかりいつもよりの広い麦藁帽をかぶるともう見当がちがって、いろいろなものにぶっつかるくらいであるから
子猫 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ゆうべ(七月十九日)は佐佐木茂索君と馬車に乗つて歩きながら、麦藁帽をかぶつた馭者北京の物価などを尋ねてゐた。
鵠沼雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
茶屋の壁にかかつてゐた古い麦藁帽をかぶつてみたのであるが、いよいよ変で、井伏氏は、人のなりふりを決して軽蔑しない人であるが、このときだけは流石に少し、気の毒さうな顔をして、男は
富嶽百景 (新字旧仮名) / 太宰治(著)