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『富嶽百景』
ふりがな文庫
『
富嶽百景
(
ふがくひゃっけい
)
』
富士の頂角、広重の富士は八十五度、文晁の富士も八十四度くらゐ、けれども、陸軍の実測図によつて東西及南北に断面図を作つてみると、東西縦断は頂角、百二十四度となり、南北は百十七度である。広重、文晁に限らず、たいていの絵の富士は、鋭角である。いた …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文体」1939(昭和14)年2、3月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約31分(500文字/分)
朗読目安時間
約51分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
衝
(
しよう
)
米
(
メエトル
)
悉皆
(
しつかい
)
天道
(
てんだう
)
蹲
(
うづくま
)
阿呆
(
あはう
)
縁
(
へり
)
棒杭
(
ぼうぐひ
)
屹
(
き
)
毛臑
(
けづね
)
蕭条
(
せうでう
)
文晁
(
ぶんてう
)
未
(
ま
)
捻
(
ね
)
華奢
(
きやしや
)
憂悶
(
いうもん
)
愁嘆
(
しうたん
)
疾駆
(
しつく
)
睡蓮
(
すゐれん
)
酸漿
(
ほほづき
)
箒
(
はうき
)
雁
(
がん
)
僧形
(
そうぎやう
)
傲然
(
がうぜん
)
鳥渡
(
ちよつと
)
鳥瞰
(
てうかん
)
覗
(
のぞ
)
葛
(
くず
)
蔦
(
つた
)
腹雲
(
はらぐも
)
薪
(
まき
)
藁
(
わら
)
虚
(
むな
)
被布
(
ひふ
)
滴
(
したた
)
謂
(
い
)
軽蔑
(
けいべつ
)
這
(
は
)
金襴
(
きんらん
)
鉄鎚
(
かなづち
)
長押
(
なげし
)
鷲
(
わし
)
広重
(
ひろしげ
)
乞食
(
こじき
)
佇
(
たたず
)
俤
(
おもかげ
)
凝
(
こ
)
印
(
しるし
)
印度
(
インド
)
呟
(
つぶや
)
咏嘆
(
えいたん
)
啜
(
すす
)
帯紐
(
おびひも
)
幽
(
かす
)
罌粟
(
けし
)
憧
(
あこが
)
拗
(
す
)
拳
(
こぶし
)
播
(
ま
)
断崖
(
だんがい
)
曖昧
(
あいまい
)
欠伸
(
あくび
)
流石
(
さすが
)
一瞥
(
いちべつ
)
炬燵
(
こたつ
)
生憎
(
あいにく
)