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苦吟
ふりがな文庫
“苦吟”の読み方と例文
読み方
割合
くぎん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くぎん
(逆引き)
苦吟
(
くぎん
)
、貧窮、流浪、ほかにお金もうけの才覚もできない無能者であるからと
云
(
い
)
って、然し彼が人間通ではないと思うと当らない。
オモチャ箱
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
死人の顔から、防毒マスクを奪いとろうとした浅間しい行為を恥じるものの如く、
印袢纏
(
しるしばんてん
)
氏は、マスクの中で、幾度も、幾度も、
苦吟
(
くぎん
)
を繰返した。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
華文彩句を
苦吟
(
くぎん
)
するのではなく、いわゆる満腔の忠誠と国家百年の経策を述べんとするのであった。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦吟(くぎん)の例文をもっと
(12作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
“苦吟”のふりがなが多い著者
吉川英治
蒲原有明
谷崎潤一郎
柳田国男
海野十三
坂口安吾