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苦衷
ふりがな文庫
“苦衷”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くちゅう
94.6%
くちゆう
2.7%
こころ
2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くちゅう
(逆引き)
家人
(
かじん
)
のようすにいくばくか
不快
(
ふかい
)
を
抱
(
いだ
)
いた使いの人らも、お政の
苦衷
(
くちゅう
)
には
同情
(
どうじょう
)
したものか、こころよく
飲食
(
いんしょく
)
して早そうに
立
(
た
)
ち
去
(
さ
)
った。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
苦衷(くちゅう)の例文をもっと
(35作品)
見る
くちゆう
(逆引き)
その
苦衷
(
くちゆう
)
を訴へるやうに打明けた孤独な心持も分るやうな気がして、何かそれに酬いるやうなことを言ひたかつたが、何も言ふ言葉を知らなかつた。
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
苦衷(くちゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
こころ
(逆引き)
「いや、なぜということもない。辛いのは誰しも
同一
(
おんなじ
)
だ。お前さんと平田の
苦衷
(
こころ
)
を察しると、私一人どうして来られるものか」
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
苦衷(こころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
衷
常用漢字
中学
部首:⾐
9画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦心
検索の候補
御苦衷
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