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くちゅう
ふりがな文庫
“くちゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苦衷
94.6%
駆虫
5.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦衷
(逆引き)
一通りの話をきき、万吉の
苦衷
(
くちゅう
)
のある所に、鴻山もとくとうなずいて、次には、自分がここへ来るまでの経路を、
飾
(
かざ
)
り気なく物語った。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なるほど、このていたらくでは襖をとざして人目を避けなければならぬ筈であると、はじめて先生の
苦衷
(
くちゅう
)
のほどを察した。
不審庵
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
くちゅう(苦衷)の例文をもっと
(35作品)
見る
駆虫
(逆引き)
... 山に
薇
(
ぜんまい
)
が出る時分には人のお
腹
(
なか
)
へ虫が
生
(
わ
)
きますし」と言うを
遮
(
さえぎ
)
る妻君「オヤ薇と虫と何か関係がありますか」お登和嬢「ハイ薇は
駆虫
(
くちゅう
)
の功があります。 ...
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
一種強烈なる芳香を有し、
駆虫
(
くちゅう
)
、
袪痰
(
きょたん
)
、健胃剤となる。また芳香を有するがため、
嬌臭
(
きょうしゅう
)
及び嬌味薬となる、あるいは種子を酒に浸し、飲用すれば
疝気
(
せんき
)
に効あり。茴香精、茴香油、茴香水を採録す
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
くちゅう(駆虫)の例文をもっと
(2作品)
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