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印絆纏
ふりがな文庫
“印絆纏”の読み方と例文
読み方
割合
しるしばんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しるしばんてん
(逆引き)
盆暮の仕着せ、折々の心づけ——あの店のさかんな時分には、小竹の
印絆纏
(
しるしばんてん
)
や手拭まで染めさせて、どれ程多勢の人を
悦
(
よろこ
)
ばせたことか。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
それでも祭の日なんかに肩上げのした
印絆纏
(
しるしばんてん
)
を着て頭を剃った「餓鬼」を見ると、峰吉は、植峰の家もおれでとまりだなあと思ったりした。
舞馬
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
……
浅黄色
(
あさぎいろ
)
の
事業服
(
しごとふく
)
を着た大男が自動車の上から飛び降りて、タイヤの蔭に手を突込みながら、紙のように血の気を失くした
印絆纏
(
しるしばんてん
)
の小僧を
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
印絆纏(しるしばんてん)の例文をもっと
(7作品)
見る
印
常用漢字
小4
部首:⼙
6画
絆
漢検1級
部首:⽷
11画
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
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