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鳶頭
ふりがな文庫
“鳶頭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かしら
55.3%
とびがしら
44.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かしら
(逆引き)
償
(
つぐな
)
ひ難い重大事なので、同じ目にあつた
鳶頭
(
かしら
)
の銀次と共に、本堂の傍の部屋に踏止つて、果てしもない相談事に沒頭してをります。
銭形平次捕物控:239 群盗
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼は
鉄物
(
かなもの
)
屋の店さきを素通りして、町内の
鳶頭
(
かしら
)
の
家
(
うち
)
をたずねた。鳶頭はあいにく留守だというので、彼はその女房とふた言三言挨拶して別れた。
半七捕物帳:03 勘平の死
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鳶頭(かしら)の例文をもっと
(26作品)
見る
とびがしら
(逆引き)
火消し番所が見つかった以上、
鳶頭
(
とびがしら
)
の金助はさらに手間暇を要せず居どころが判明したものでしたから、右門はまず在否を尋ねました。
右門捕物帖:11 身代わり花嫁
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
その席亭の
主人
(
あるじ
)
というのは、町内の
鳶頭
(
とびがしら
)
で、時々
目暗縞
(
めくらじま
)
の腹掛に赤い
筋
(
すじ
)
の入った
印袢纏
(
しるしばんてん
)
を着て、突っかけ
草履
(
ぞうり
)
か何かでよく表を歩いていた。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
鳶頭(とびがしら)の例文をもっと
(21作品)
見る
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“鳶”で始まる語句
鳶
鳶色
鳶口
鳶尾
鳶尾草
鳶職
鳶人足
鳶七
鳶鷹
鳶凧
“鳶頭”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
小山清
佐々木味津三
野村胡堂
中里介山
岡本綺堂
長谷川時雨
久生十蘭
夏目漱石
森鴎外