トップ
>
鳶口
ふりがな文庫
“鳶口”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とびぐち
93.6%
とびくち
6.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とびぐち
(逆引き)
すぐそばが、
外麹町
(
そとこうじまち
)
、や組の番屋。追廻しが三、四人飛び出して行って、
竹梯子
(
たけはしご
)
に
鳶口
(
とびぐち
)
、
逆目鋸
(
さかめのこ
)
、
龕燈提灯
(
がんどうぢょうちん
)
などを借りて戻ってくる。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
この
氷滑
(
こほりすべ
)
りが
雪
(
ゆき
)
の
日
(
ひ
)
の
樂
(
たのし
)
みの一つで、
父
(
とう
)
さんも
爺
(
ぢい
)
やに
造
(
つく
)
つて
貰
(
もら
)
つた
鳶口
(
とびぐち
)
を
持出
(
もちだ
)
しては
近所
(
きんじよ
)
の
子供
(
こども
)
と一
緒
(
しよ
)
に
雪
(
ゆき
)
の
降
(
ふ
)
る
中
(
なか
)
で
遊
(
あそ
)
びました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
鳶口(とびぐち)の例文をもっと
(44作品)
見る
とびくち
(逆引き)
表からやみくもに跳込んできた
安吉
(
やすきち
)
、お天気安という
綽名
(
あだな
)
のある若い者だ、——ちょうどいま上りっ
端
(
ぱな
)
で、愛用の
鳶口
(
とびくち
)
を磨いていたは組の火消し頭
佐兵衛
(
さへえ
)
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その翌日、焼跡の取かたづけをしていた仕事師の
鳶口
(
とびくち
)
によって北川氏の家の跡から、女の死骸が掘り出された。
恐ろしき錯誤
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
鳶口(とびくち)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鳶口”の解説
鳶口(とびぐち)は、トビの嘴(くちばし)のような形状の鉄製の穂先を長い柄の先に取り付けた道具。長さ1.5〜2mほどの木製の棒の先に、名前の由来となったトビの嘴のような金属製の金具が取り付けられている。
(出典:Wikipedia)
鳶
漢検準1級
部首:⿃
14画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“鳶”で始まる語句
鳶
鳶色
鳶頭
鳶尾
鳶尾草
鳶職
鳶人足
鳶七
鳶凧
鳶鷹
検索の候補
長鳶口
“鳶口”のふりがなが多い著者
杉山萠円
淡島寒月
橘外男
島崎藤村
中里介山
小山清
南方熊楠
林不忘
久生十蘭
高村光雲