“竹梯子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たけばしご66.7%
たけはしご33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
周三は、土藏の横手に掛けてあつた竹梯子たけばしごを外して、二階の窓へ掛け渡した。そして、まるで夢遊病者のやうに、ひよろ/\と梯子はしごを登つて行つた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)
これはそれまでにめいめいその準備したくをしていることではあるが、持合せのないもの、または当夜に限って必要なもの、たとえば槍、薙刀なぎなた、弓矢の類を始めとして、おのかすがい玄能げんのう懸矢かけや竹梯子たけばしご細引ほそびき
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
すぐそばが、外麹町そとこうじまち、や組の番屋。追廻しが三、四人飛び出して行って、竹梯子たけはしご鳶口とびぐち逆目鋸さかめのこ龕燈提灯がんどうぢょうちんなどを借りて戻ってくる。