“段梯子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だんばしご95.5%
はしご4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真黒にすすけた段梯子だんばしごを上ると、二階は六畳と四畳半の二間ふたま切りで、その六畳の方が雪子の居間と見え、女らしく綺麗きれいに飾ってある。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
妹のせ細ったあおい顔がちらと目につき、口を動かそうとしたが、声が出ず、そのまま段梯子だんばしごを上がって奥の三畳に寝かされた。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
しばしの後彼等はその穴は事実において非常に大きい穴で、地中の中心に達してる段梯子はしごに通じていて、彼等が訪ねようとした地下への入口であった事を了解した。