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『初午試合討ち』
ふりがな文庫
『
初午試合討ち
(
はつうましあいうち
)
』
「大変だあ大変だあ、頭いるか」 表からやみくもに跳込んできた安吉、お天気安という綽名のある若い者だ、——ちょうどいま上りっ端で、愛用の鳶口を磨いていたは組の火消し頭佐兵衛、 「ええ騒々しいや、頭アいるかって眼の前にいるおいらが見えねえのか」 …
著者
山本周五郎
初出
「新少年」博文館 、1938(昭和13)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
端
(
ぱな
)
羞
(
はじら
)
眴
(
めまぜ
)
強請
(
いたぶ
)
紛擾
(
ごたく
)
蒼白
(
あおざ
)
退
(
ど
)
仁木
(
にき
)
仰反
(
あおむけ
)
可笑
(
おかし
)
呆
(
ほう
)
脛
(
ずね
)
乾
(
ほ
)
仇
(
かたき
)
凄
(
すさま
)
刀痕
(
かたなきず
)
剥
(
む
)
大刀
(
だんびら
)
太平
(
たへい
)
定
(
きま
)
徳利
(
とっくり
)
掠
(
さら
)
検
(
あらた
)
止
(
よ
)
歩
(
あゆ
)
脱
(
と
)
落魄
(
おちぶ
)
言伝
(
ことづ
)
門人
(
でし
)
閊
(
つかえ
)
隙
(
ひま
)
鳶口
(
とびくち
)
乞
(
こ
)
人集
(
ひとだか
)
仔細
(
しさい
)
企
(
たくら
)
伊丹
(
いたみ
)
伴
(
つ
)
僻
(
ひが
)
兵馬
(
ひょうま
)
刻
(
とき
)
午
(
ひる
)
双璧
(
そうへき
)
叩
(
たた
)
吃
(
ども
)
呆気
(
あっけ
)
呑
(
の
)
呷
(
あお
)
呻
(
うめ
)
四辺
(
あたり
)
四辻
(
よつつじ
)
坐
(
すわ
)
妬
(
ねた
)
婿
(
むこ
)
安吉
(
やすきち
)
小浪
(
こなみ
)
尻尾
(
しっぽ
)
後目
(
しりめ
)
恰好
(
かっこう
)
悦
(
よろこ
)
惚
(
ほ
)
拍
(
う
)
拵
(
こしら
)
掴
(
つか
)
掻分
(
かきわ
)
月代
(
さかやき
)
柄頭
(
つかがしら
)
死態
(
しにざま
)
清姫
(
きよひめ
)
湯呑
(
ゆのみ
)
疵
(
きず
)
盃洗
(
はいせん
)
眉
(
まゆ
)
睨
(
にら
)
祟
(
たた
)
稽古
(
けいこ
)
穿鑿
(
せんさく
)
籠手
(
こて
)
綽名
(
あだな
)
耀
(
かがや
)
肝煎
(
きもいり
)
肝腎
(
かんじん
)
脾腹
(
ひばら
)
自家
(
うち
)
落胆
(
がっかり
)
落魄
(
らくはく
)
蜆
(
しじみ
)
行衛
(
ゆくえ
)
袖
(
そで
)
覗
(
のぞ
)
訊
(
き
)
訝
(
いぶか
)
貘
(
ばく
)
辰次
(
たつじ
)
途轍
(
とてつ
)
這
(
は
)
酔潰
(
よいつぶ
)
醒
(
さ
)
鍔
(
つば
)
離室
(
はなれ
)