“太平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいへい62.5%
たへい25.0%
おいだら12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太平たいへい町の某は十四頭を、大島町の某はこうし十頭を殺した。わが一家の事に就いても種々の方面から考えて惨害の感じは深くなるばかりである。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「まあいいや、おめえそっちの肩を貸しねえ、二人で担いでいこう、——太平たへいさん、騒がしてすまなかったな」
初午試合討ち (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
秋田県の農具で見るべきものはであります。南秋田郡太平おいだら村黒沢の産が一番でありましょう。真白な「いたや」で綺麗に編みます。角館近くの雲然くもしかり村も同じ技を有ちます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)