“仁木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にっき37.5%
につき37.5%
にき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、そのほか、三州知多の吉良、仁木にっき斯波しば、一色、今川など、足利支流の族党たちの家々からも、名代、あるいは有縁うえんの者が
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仁木につき弾正・平知盛・佐倉宗五郎などは、市川団蔵の舞台を見ておいて、よく之にノツトつてゐる。これらの役について見ると、殊に吉右衛門との行き方の違ひが、目に立つて感じられる。
実川延若讃 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
折角花道から、苦労しながら仁木にき弾正だんじょうがせり上って見ても、毎日毎日大根引下ひきさがれ、と叫ばれて見ては、あまりいい気はしないだろう。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)