仁木にっき)” の例文
いや、そのほか、三州知多の吉良、仁木にっき斯波しば、一色、今川など、足利支流の族党たちの家々からも、名代、あるいは有縁うえんの者が
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けどな、多一さん、貴下あんたな、九太夫やったり、そのな、額のきずで、床下から出やはった処は仁木にっきどすせ。沢山たんと忠義な家来ではどちらやかてなさそうな。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
吉良きら、今川、仁木にっき、乙川、西尾の諸党、みなそれである。わけて一色党の一色刑部はなかでも重きをなしていた。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
仁木にっき
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)