仁木にき)” の例文
折角花道から、苦労しながら仁木にき弾正だんじょうがせり上って見ても、毎日毎日大根引下ひきさがれ、と叫ばれて見ては、あまりいい気はしないだろう。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
「こりゃあ頭いいところへきておくんなすった、しじみ河岸の道場にいた仁木にき先生ですぜ」
初午試合討ち (新字新仮名) / 山本周五郎(著)