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眴
ふりがな文庫
“眴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
めくば
31.0%
みまは
24.1%
みまわ
17.2%
みま
6.9%
めくばせ
6.9%
めま
6.9%
うご
3.4%
めまぜ
3.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めくば
(逆引き)
「なんだい、あの音は」食事の
箸
(
はし
)
を止めながら、耳に注意をあつめる
科
(
しぐさ
)
で、行一は妻に
眴
(
めくば
)
せする。クックッと含み笑いをしていたが
雪後
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
眴(めくば)の例文をもっと
(9作品)
見る
みまは
(逆引き)
ぼんやりした
梅
(
うめ
)
の
枝
(
えだ
)
が
手
(
て
)
をのばして
立
(
た
)
つてるやうだ。あたりを
眴
(
みまは
)
すと
真
(
まつ
)
くらで、
遠
(
とほ
)
くの
方
(
はう
)
で、ほう、ほうツて、
呼
(
よ
)
ぶのは
何
(
なん
)
だらう。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
眴(みまは)の例文をもっと
(7作品)
見る
みまわ
(逆引き)
院長
(
いんちょう
)
は
不覚
(
そぞろ
)
に
哀
(
あわ
)
れにも、また
不気味
(
ぶきみ
)
にも
感
(
かん
)
じて、
猶太人
(
ジウ
)
の
後
(
あと
)
に
尾
(
つ
)
いて、その
禿頭
(
はげあたま
)
だの、
足
(
あし
)
の
踝
(
くるぶし
)
などを
眴
(
みまわ
)
しながら、
別室
(
べっしつ
)
まで
行
(
い
)
った。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
眴(みまわ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
みま
(逆引き)
看護員は
犇々
(
ひしひし
)
とその身を
擁
(
よう
)
せる
浅黄
(
あさぎ
)
の
半被
(
はっぴ
)
股引
(
ももひき
)
の、雨風に
色褪
(
いろあ
)
せたる、
譬
(
たと
)
へば囚徒の幽霊の如き、
数個
(
すか
)
の物体を
眴
(
みま
)
はして、
秀
(
ひい
)
でたる
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
めつ。
海城発電
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
眴(みま)の例文をもっと
(2作品)
見る
めくばせ
(逆引き)
我たゞ
微笑
(
ほゝゑ
)
めるのみ、されどその
状
(
さま
)
眴
(
めくばせ
)
する人に似たれば、かの魂口を噤み、心のいとよくあらはるゝ處なる目を見て 一〇九—一一一
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
眴(めくばせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
めま
(逆引き)
直次郎は女へにこりと
微笑
(
ほほえ
)
み、心配するなと云う
眴
(
めま
)
ぜをしながら伯父の後を追った。——勘兵衛は近寄ってくる甥の面前へ
華鋏
(
はなばさみ
)
を突出しながら
嫁取り二代記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
眴(めま)の例文をもっと
(2作品)
見る
うご
(逆引き)
この行事中余りに劇しく笞うたれて辛抱ならず、用事に
託
(
かこつ
)
け退き去るも構わねど、もし眼を
眴
(
うご
)
かすなど
些
(
すこし
)
でも痛みに堪え得ぬ
徴
(
しるし
)
を見せると大いに嘲られ殊に婦女に卑しまると。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
眴(うご)の例文をもっと
(1作品)
見る
めまぜ
(逆引き)
小浪は体いっぱいに
羞
(
はじら
)
いを見せて、ちらと兵馬のほうへ
眴
(
めまぜ
)
をした。
初午試合討ち
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
眴(めまぜ)の例文をもっと
(1作品)
見る
眴
部首:⽬
11画
“眴”を含む語句
目眴
見眴
転眴
“眴”のふりがなが多い著者
チャールズ・ディケンズ
尾崎紅葉
アリギエリ・ダンテ
アントン・チェーホフ
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
泉鏡太郎
南方熊楠
泉鏡花
尾崎士郎