“めくばせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
目配58.8%
眼配23.5%
眴11.8%
眼注5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誠に我儘者で致し方が有りません、何うか此の女の云う事はお気に留めぬ様に」といい更に余に向ってお浦を取り鎮めよと云わぬ許りの目配(めくばせ)した
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
平七は台所へ戻つて来て、お桐に知れぬ様に皆に眼配(めくばせ)した。
厄年 (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
「それは後にしてくれ給へ。」と主任教師が眴(めくばせ)すると、小使はけげんな顔つきで教室を名残惜しさうに素速く見流して消えて行った。しかし誰もこのことで注意を掻き乱されたものはなかった。
奇蹟 (新字旧仮名) / 原民喜(著)
照子は眼中に涙を湛(たた)えて、屹(きっ)と婦人(おんな)を凝視(みつめ)ながら、「それでは。」となお謂わんとすれば、夫人密(ひそか)にその袂(たもと)を控え、眼注(めくばせ)して停(と)めらる。振切って
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)