“まくばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
眼配66.7%
幕張33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたりを見たる眼配まくばりは、深夜時計のきしる時、病室に患者を護りて、油断せざるに異ならざりき。
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あたりを見たる眼配まくばりは、深夜時計のきしる時、病室に患者を護りて、油断せざるにことならざりき。
海城発電 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ななめになって、俯向うつむいて幕張まくばりすそから透かした、ト酔覚よいざめのように、顔の色が蒼白あおじろい。
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)