“まくば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幕張66.7%
幕帳16.7%
間配16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「あの幕張まくばりの中へかついでいったさむらいはかまが、にあかくまりましたから、それにそういないと思います。龍太郎りゅうたろうさま、はやく、あれへいって咲耶子さまを取りかえしてください」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
幕帳まくばりで仕切った楽屋の後ろから、かなり美人の部に属する女軽業の娘がかおを出すと
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
翁はその多くのこどもを西国の名だたる山に、ほぼ間配まくばりつけた。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)