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幕張
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まくば
ふりがな文庫
“
幕張
(
まくば
)” の例文
「江戸名物、
女軽業大一座
(
おんなかるわざおおいちざ
)
」——本堂の屋根よりも高く
幕張
(
まくば
)
りをした小屋。
泥絵具
(
どろえのぐ
)
で描いた看板の強い色彩。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「あの
幕張
(
まくば
)
りの中へかついでいった
侍
(
さむらい
)
の
袴
(
はかま
)
が、
血
(
ち
)
にあかく
染
(
そ
)
まりましたから、それにそういないと思います。
龍太郎
(
りゅうたろう
)
さま、はやく、あれへいって咲耶子さまを取りかえしてください」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の相撲場は
細川越中守
(
ほそかわえっちゅうのかみ
)
様御免の相撲場ということで、
木村權六
(
きむらごんろく
)
という人が只今
以
(
もっ
)
て住んで居ります、
縮緬
(
ちりめん
)
の
幕張
(
まくば
)
りを致して、田舎相撲でも立派な者で近郷からも随分見物が参ります
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いつものとおりお
祈
(
いの
)
りをすましてしまいますと、
折
(
おり
)
からはぎやすすきの
咲
(
さ
)
き
乱
(
みだ
)
れた
秋
(
あき
)
の
野
(
の
)
の
美
(
うつく
)
しい
景色
(
けしき
)
をながめながら、
保名主従
(
やすなしゅじゅう
)
はしばらくそこに
休
(
やす
)
んで、
幕張
(
まくば
)
りの中でお
酒盛
(
さかも
)
りをはじめました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
“幕張”の解説
幕張(まくはり)は、千葉県千葉市美浜区・花見川区に広がる広域地名。
(出典:Wikipedia)
幕
常用漢字
小6
部首:⼱
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“幕”で始まる語句
幕
幕間
幕府
幕僚
幕下
幕舎
幕切
幕末
幕吏
幕賓