“幕間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まくあい67.6%
まくあひ23.5%
まくあ2.9%
まくま2.9%
インタアブアル2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平場ひらばの一番後ろで、たかしが左の端、中へ姉が来て、信子が右の端、後ろへ兄が座った。ちょうど幕間まくあいで、階下は七分通り詰まっていた。
城のある町にて (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
幕間まくあひに成つたので老文豪コルネエユが再び楽屋へはひつて来たが、モリエエルが何時いつになく不興な顔附かほつきをして冷淡な応答をするので
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「長崎渡りの奇術なども、幕間まくま幕間に演じます」
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
この事件の幕間インタアブアルとして、彼は時々水辺の小夜子のうちへも、わびしさを紛らせに行った。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)