葛の葉狐くずのはぎつね
むかし、摂津国の阿倍野という所に、阿倍の保名という侍が住んでおりました。この人の何代か前の先祖は阿倍の仲麻呂という名高い学者で、シナへ渡って、向こうの学者たちの中に交ってもちっとも引けをとらなかった人です。それでシナの天子さまが日本へ還すこ …
作品に特徴的な語句
しょう じゅう たい おとず かお うえ 東北うしとら あや いきお たたか じゅつ うしな ぎも おり 横合よこあ さいわ まわ おっと がい あらわ つか さお おお ほん 木枯こが なに てき ことわ がつ ぬの びき がた せい きず なさ せん 先刻せんこく ねつ 心持こころも よる そと ごえ はな 宝物たからもの いえ 谷底たにぞこ 名前なまえ 容易ようい 大切たいせつ 支度じたく 軽々かるがる ぎつね かな うらな なか あたら ひき ほう 方々かたがた あや にち 日本にっぽん むすめ 薄明うすあか しず にん ぱい あたま いただ 今日きょう おと 来合きあ くらい 総立そうだ 代々だいだい 仕立した