“来合”のいろいろな読み方と例文
旧字:來合
読み方割合
きあわ50.0%
きあ40.0%
きあは10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うです、然うです。明日みょうにちは是非御案内をましょう。今日は丁度ちょうどい処へ来合きあわせまして、種々いろいろ有益なお話を伺いました。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ちょうどそのとき、このお屋敷やしきにその時分じぶん学者がくしゃ名高なだかかった大江匡房おおえのまさふさという人が来合きあわせていて、やはり感心かんしんしていていましたが、かえりがけに一言ひとこと
八幡太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
跡部が淡路町あはぢまちの辻にゐた所へ、堀が来合きあはせた。堀は御祓筋おはらひすぢ会所くわいしよで休息してゐると、一旦散つた与力よりき同心どうしんが又ぽつ/\寄つて来て、二十人ばかりになつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)