“来給”のいろいろな読み方と例文
旧字:來給
読み方割合
きたま90.9%
きたも9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
代助は、出立しゅったつの当時、新夫婦を新橋の停車場ステーションに送って、愉快そうに、じき帰って来給きたまえと平岡の手を握った。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
上田先生一日いちにち鉄無地羽二重てつむじはぶたえ羽織はおり博多はかたの帯着流きながしにて突然おとづれ来給きたまへり。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「よし。できるだけのことを、やつてみよう。」と、虹猫は言ひました。「ぼくに二つの考へがある。まあ、そんなに心配したまふな。今夜、こゝへ来給きたまへ。ぼくがちやんとしておくから。」
虹猫と木精 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
「新聞の翻訳物が有るから周旋しよう。明後日あさって午後に来給きたまえ、取寄せて置こう」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
何処いづこより来給きたまふや、知りがたし、
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
風が吹く仏来給きたもふけはひあり
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)