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来手
ふりがな文庫
“来手”の読み方と例文
読み方
割合
きて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きて
(逆引き)
「とても
来手
(
きて
)
はねえな。すたり者のねえツていふ
女
(
あま
)
つ
子
(
こ
)
だ。誰が物好きにあんな寺に行つてさびしい思ひをするものがあるもんか。」
ある僧の奇蹟
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
養子に
来手
(
きて
)
でもあれば、それに越したことはないが、母の住江は、別にこの娘に寄つかゝらうといふつもりはないのである。
泉
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「何を言うんだ。はははは。この年になって女房が貰えるものか。こっちで貰おうと思っても
来手
(
きて
)
があるまい。」
老人
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
来手(きて)の例文をもっと
(8作品)
見る
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“来”で始まる語句
来
来年
来迎
来世
来客
来賓
来合
来春
来給
来訪
“来手”のふりがなが多い著者
壺井栄
島崎藤村
菊池寛
夏目漱石
永井荷風
田山花袋
海野十三
岸田国士