“来訪”のいろいろな読み方と例文
旧字:來訪
読み方割合
らいほう66.7%
きとぶら11.1%
たずねてき11.1%
らいはう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先住せんじゅうトロ族の発見とその来訪らいほう」というカビ博士の解説文は、報道網ほうどうもうを通って海底都市の人々に大きなおどろきと、深い感銘とをあたえた。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
其のころ雀部ささべそう次といふ人、足利あしかが染の絹を交易するために、年々京よりくだりけるが、此のさと氏族やからのありけるをしばしば来訪きとぶらひしかば、かねてより親しかりけるままに
勇が来訪たずねてきたので、お力は、座を外したのであった。
甲州鎮撫隊 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
けてゐる眼鏡めがねをはづして、蘿月らげつつくゑを離れて座敷ざしき真中まんなかすわり直つたが、たすきをとりながら這入はいつて来る妻のおたき来訪らいはうのおとよ
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)