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きあわ
ふりがな文庫
“きあわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
来合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
来合
(逆引き)
その白蛇の様な肌を、何かの用で工場へ
来合
(
きあわ
)
せた吉蔵が一目見て、四十男の恋の激しさ、お由に
附纏
(
つきまと
)
う多くの若い男を見事撃退して、間も無く妾とも女房とも附かぬものにしてしまったのである。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
けれども、
飽
(
あく
)
まで不運なる彼は
此
(
ここ
)
で又もや強敵に逢った。巡回中の塚田巡査が
恰
(
あたか
)
もここへ
来合
(
きあわ
)
せて、
角燈
(
かくとう
)
の火を
其
(
そ
)
の鼻の先へ
突付
(
つきつ
)
けたのである。重太郎も
之
(
これ
)
には少しく
怯
(
ひる
)
んだ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
風吹
(
かぜふき
)
ということが一つの様式を備えているうえに、家に一族の集まっていたというのは、祭か法事の場合であったろうが、それへ
来合
(
きあわ
)
せたとあるからには、すでに幾分の霊の力を認めていたのである。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
きあわ(来合)の例文をもっと
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