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同心
ふりがな文庫
“同心”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どうしん
94.4%
ひとつ
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうしん
(逆引き)
西町奉行
(
にしまちぶぎやう
)
荒尾但馬守
(
あらをたじまのかみ
)
が、
江戸表
(
えどおもて
)
から
着任
(
ちやくにん
)
するといふので、三十
騎
(
き
)
の
與力
(
よりき
)
は、
非番
(
ひばん
)
の
同心
(
どうしん
)
を
連
(
つ
)
れて、
先例
(
せんれい
)
の
通
(
とほ
)
り
守口
(
もりぐち
)
まで
出迎
(
でむか
)
へた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
去程
(
さるほど
)
に
同心
(
どうしん
)
原田大右衞門
松野文之助
(
まつのぶんのすけ
)
の兩人
何
(
いづ
)
れも
旅裝束
(
たびしやうぞく
)
にて淺草三間町の自身番へ來りければ虎松も
豫々
(
かね/″\
)
申付られしこと故
支度
(
したく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
同心(どうしん)の例文をもっと
(17作品)
見る
ひとつ
(逆引き)
與之助の女々しく未練なるは
弱年
(
としわか
)
のならひ、見る目の花に迷ひて行末の慮なければなるを、これと
同心
(
ひとつ
)
に成りて我れさへに心よはくば、辛き浮世になりのぼる瀬なくして
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
同心(ひとつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“同心”の解説
同心(どうしん)は、江戸幕府の下級役人のひとつ。諸奉行・京都所司代・城代・大番頭・書院番頭・火付盗賊改方などの配下で、与力の下にあって庶務・見回などの警備に就いた。身分は足軽階級の者(士分格を持たない)が当てられた。
また、諸藩においても藩直属の足軽階級の正式名称を同心としているところも少なくない。
明治維新後は卒族とされた。
(出典:Wikipedia)
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“同心”で始まる語句
同心町
同心徒
同心管
同心衆
同心小頭
同心格子
検索の候補
同心町
町同心
助同心
籠同心
同心徒
同心管
同心衆
控同心
脱走同心
与力同心
“同心”のふりがなが多い著者
邦枝完二
上司小剣
作者不詳
樋口一葉
森鴎外
林不忘
福沢諭吉
吉川英治
永井荷風
山本周五郎