“名高”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なだか84.4%
なだけ12.5%
めいかう3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢張やは歴史れきし名高なだか御方おかただけのことがある。』わたくしこころなかひとりそう感心かんしんしながら、さそわるるままに岩屋いわや奥深おくふかすすりました。
「あれだな、評判の。ついまだ掛違いまして手前お目通めどおりつかまつらねえが、源坊が下駄と来ちゃあ当時名高なだけえもんだ。むむ、名高えもんだよ。」
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ところ厚利こうりづるものなるに、これくに名高めいかうもつてせば、すなは無心むしんにして事情じじやうとほしとせられ、かなら(六三)をさめられざらん。