“目通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めどほ35.3%
めどおり29.4%
めどお17.6%
めどほり11.8%
めとお5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はツ、はじめましてお目通めどほりをつかまつります。へえ、今度このたびはまた格別かくべつ御註文ごちうもんおほせつけられまして、難有ありがた仕合しあはせにござります。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「あれだな、評判の。ついまだ掛違いまして手前お目通めどおりつかまつらねえが、源坊が下駄と来ちゃあ当時名高なだけえもんだ。むむ、名高えもんだよ。」
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
『その様子ようすならそちちかうち乙姫様おとひめさまのお目通めどおりができそうじゃ……。』指導役しどうやくのおじいさんもそんなことをってわたくしはげましてくださいました。
これでも貴下あなた母樣おつかさま何囘忌なんくわいきぐらゐはこゝろおぼえてりますところへ、あま思懸おもひがけないおかたにお目通めどほりをいたしましたで、つい、其處そこ
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そちもるべくはや修行しゅぎょうんで、実地じっち竜宮界りゅうぐうかいって、乙姫様おとひめさまにもお目通めとおりをねがうがよい……。