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目通
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めどおり
ふりがな文庫
“
目通
(
めどおり
)” の例文
「あれだな、評判の。ついまだ掛違いまして手前お
目通
(
めどおり
)
は
仕
(
つかまつ
)
らねえが、源坊が下駄と来ちゃあ当時
名高
(
なだけ
)
えもんだ。むむ、名高えもんだよ。」
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この童が
牧場
(
まきば
)
のいとまだにあれば、見えがくれにわが
跡
(
あと
)
慕
(
した
)
ふを、姫これより知りて、人してものかづけなどはし玉ひしが、いかなる故にか、
目通
(
めどおり
)
を許されず、童も姫がたまたま逢ひても
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
図書
私
(
わたくし
)
は、
仔細
(
しさい
)
あって、殿様の御不興を受け、お
目通
(
めどおり
)
を遠ざけられ閉門の処、誰もお天守へ
上
(
あが
)
りますものがないために、急にお呼出しでございました。
天守物語
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いかがでございましょうか、お友達、御当家先生様にお
目通
(
めどおり
)
が出来ますでございましょうか。」
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
とおのが手足を、ばたばたと遣りながら、お
目通
(
めどおり
)
、
庭前
(
にわさき
)
で
斬
(
き
)
られたのさ。
絵本の春
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論