“目論見”の読み方と例文
読み方割合
もくろみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちにお信さんは、金太郎の目論見もくろみを察し、それを止めようとしたが、金太郎にしてはいまさら思ひ留るわけにも行かなかつた。
一、 最初さいしよ一瞬間いつしゆんかんおい非常ひじよう地震ぢしんなるかいなかを判斷はんだんし、機宜きゞてきする目論見もくろみてること、たゞしこれには多少たしよう地震知識ぢしんちしきようす。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
その声は葉子の目論見もくろみに反して恐ろしくしとやかな響きを立てていた。するとその男は大股おおまたで葉子とすれすれになるまで近づいて来て
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)