“企劃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もくろみ50.0%
きかく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ここへみっしり木を入れて、この町の公園にしようてえのが、あの人の企劃もくろみなんだがね。金のかかる仕事だから、少し景気が直ってからでないと……」
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
小野田はそう言って、この頃から考えていた自分の平易で実行しやすいような企劃もくろみをお島に話した。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
現代の日本文学を、少くとも第一流の世界小説に近づける高級化論であって、ず通俗への合同低下の企劃きかくと思い間違える低俗との、戦いとなって現れて来たのである。
純粋小説論 (新字新仮名) / 横光利一(著)