目通めどほり)” の例文
これでも貴下あなた母樣おつかさま何囘忌なんくわいきぐらゐはこゝろおぼえてりますところへ、あま思懸おもひがけないおかたにお目通めどほりをいたしましたで、つい、其處そこ
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
すゝかしらさげて申上らるゝやうおそれながら天下の御大事に付夜中をもかへりみず推參すゐさん候段恐入おそれいり奉り候御病中もいとはせ給はず御目通めどほり仰付おほせつけられ候段有難き仕合に存じ奉ると申上らる此時綱條卿には御褥おんしとね
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)