“なだか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
名高93.1%
有名3.4%
著名3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あゝ、海賊船(かいぞくせん)か、海賊船(かいぞくせん)か、若(も)しもあの船(ふね)が世界(せかい)に名高(なだか)き印度洋(インドやう)の海賊船(かいぞくせん)ならば、其(その)船(ふね)に睨(にら)まれたる我(わが)弦月丸(げんげつまる)の運命(うんめい)は最早(もはや)是迄(これまで)である。
こは高田駄平(たかただへい)とて、横浜に住める高利貸にて、得三とは同気相集る別懇の間柄なれば、非義非道をもって有名(なだか)く、人の活血(いきち)を火吸器(すいふくべ)と渾名(あだな)のある男なり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
世界に著名(なだか)き美人のお手から、せめて腐れた菫(すみれ)の花束でも、一つ投げられて終生の護符(おまもり)にしよう、席料の三百法(フラン)、五百法は嫌うところにあらず、と逆(のぼせ)あがってぞ控えたり。