“名題”の読み方と例文
読み方割合
なだい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天下名題(なだい)の貧乏男爵家ですから。ですが私の結婚だけでほぼ事足りていたようですから、兄は結婚の気持もなかったかも知れません。
何処(どこ)にも白粉の影は見えず、下宿屋の二階から放出(ほうりだ)した書生らしいが、京阪地(かみがた)にも東京にも人の知った、巽辰吉(たつみたつきち)と云う名題(なだい)の俳優(やくしゃ)。
浮舟 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
城内と城下とを通じての美しいほうでの第一人者——という名題(なだい)にはなっているが、ここでは、どうしても城下は眼中に置かれません。
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)