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名高
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なだけ
ふりがな文庫
“
名高
(
なだけ
)” の例文
「あれだな、評判の。ついまだ掛違いまして手前お
目通
(
めどおり
)
は
仕
(
つかまつ
)
らねえが、源坊が下駄と来ちゃあ当時
名高
(
なだけ
)
えもんだ。むむ、名高えもんだよ。」
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
当時
(
とうじ
)
江戸
(
えど
)
で
名高
(
なだけ
)
え
笠森
(
かさもり
)
おせんの、
襟
(
えり
)
を
剃
(
あた
)
るなァおいらより
外
(
ほか
)
にゃ、
広
(
ひろ
)
い
江戸中
(
えどじゅう
)
に
二人
(
ふたり
)
たねえんだ
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
一旦助けたからにゃア何うかして其の刀の
所在
(
ありか
)
を詮議をして、刀を此の人へ戻して遣り、万年町の
店
(
たな
)
へ帰して遣りたいので、段々其の刀の事を聞いて見れば、大層
名高
(
なだけ
)
えものだから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これがフリント
船長
(
せんちょ
)
だ、——己はこの鸚鵡をあの
名高
(
なだけ
)
え海賊の名を取ってフリント船長って言ってるんだよ、——このフリント船長がな、今度の
航海
(
こうけえ
)
はうまくゆくって予言しているぜ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
名
常用漢字
小1
部首:⼝
6画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“名”で始まる語句
名
名残
名代
名告
名前
名誉
名人
名聞
名題
名主