“江戸中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えどじゅう50.0%
えどぢう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おせんがした菊之丞きくのじょうは、江戸中えどじゅう人気にんき背負せおってった、役者やくしゃ菊之丞きくのじょうではなくて、かつてのおさななじみ、王子おうじきちちゃんそのひとだったのだから。——
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
おいらァとれてるんだ。かおといい、姿すがたといい、おまえほどのおんな江戸中えどじゅうさがしてもなかろうッて、師匠ししょうはいつも口癖くちぐせのようにいってなさるぜ。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
あざむとり仕合しあはせよしと微笑合ほゝゑみあひこれかうしてあゝしてとおごる事而已のみ談合かたらひけりさて其年そのとしくれあくれば享保きやうほ九年春も三月となりしに江戸中えどぢう大火たいくわに付此白子屋も諸侯方しよこうがたはじ多分たぶんよう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)