“偖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さて80.7%
19.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源右衞門を始め、同行は皆どうも怪しいと思つたけれど、さて文吾がどうして金と玉とを手に入れたか、見當の附けやうもなかつた。
石川五右衛門の生立 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
持つつもりでございますが、さて故郷というところは案外予言者を入れぬもので、襤褸ぼろを纏った私などはさぞ虐待されることでございましょう
その時までには、諸君も、私に敗けないだけに研究して置いて、その首を取戻して行かんといけないね。て、それではこれから……
て、うなると、この教育けういくのあるむすめが、なにしろ恰好かつかうわるい、第一だいいちまたちやうがわるい、まへ𢌞まはしてひざつてなほせといふ。
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)