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偖
ふりがな文庫
“偖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さて
80.7%
さ
19.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて
(逆引き)
源右衞門を始め、同行は皆どうも怪しいと思つたけれど、
偖
(
さて
)
文吾がどうして金と玉とを手に入れたか、見當の附けやうもなかつた。
石川五右衛門の生立
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
持つ
意
(
つも
)
りでございますが、
偖
(
さて
)
故郷というところは案外予言者を入れぬもので、
襤褸
(
ぼろ
)
を纏った私などはさぞ虐待されることでございましょう
国事犯の行方:―破獄の志士赤井景韶―
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
偖(さて)の例文をもっと
(46作品)
見る
さ
(逆引き)
その時までには、諸君も、私に敗けないだけに研究して置いて、その首を取戻して行かんといけないね。
偖
(
さ
)
て、それではこれから……
三稜鏡:(笠松博士の奇怪な外科手術)
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
偖
(
さ
)
て、
然
(
さ
)
うなると、この
教育
(
けういく
)
のある
娘
(
むすめ
)
が、
何
(
なに
)
しろ
恰好
(
かつかう
)
が
惡
(
わる
)
い、
第一
(
だいいち
)
又
(
また
)
持
(
も
)
ちやうが
惡
(
わる
)
い、
前
(
まへ
)
へ
𢌞
(
まは
)
して
膝
(
ひざ
)
へ
取
(
と
)
つて
持
(
も
)
ち
直
(
なほ
)
せといふ。
廓そだち
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
偖(さ)の例文をもっと
(11作品)
見る
偖
漢検1級
部首:⼈
11画
“偖”を含む語句
偖置
偖々
偖愈
偖措
“偖”のふりがなが多い著者
上司小剣
木下尚江
三遊亭円朝
鈴木大拙
押川春浪
国枝史郎
二葉亭四迷
北村透谷
井上円了
作者不詳