“さて”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
65.3%
22.1%
却説7.5%
2.0%
閑話休題1.5%
叉手0.5%
扨而0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拜借はいしやく仕つり度是迄推參すいさん候といふに強慾がうよく無道ぶだうの天忠和尚滿面まんめんゑみふくみ夫は重疊ちようでふの事なりさてわけは如何にと尋ぬるに大膳はひざすゝめ聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
持つつもりでございますが、さて故郷というところは案外予言者を入れぬもので、襤褸ぼろを纏った私などはさぞ虐待されることでございましょう
却説さて……斯様にして屍体台帳の書換えを終りました若林博士は、その台帳を無記入ブランクの屍体検案書と一緒に、無雑作に机の上に投出しました。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
さて大寺は、道子が心を友田に移したのをかねて怒っていたが、それをなじったのに対して素気なくはねつけられたために殺意を生じたのだという事になって居ります。
彼が殺したか (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
閑話休題さて、パトリツクは、竜の腹に眠つた間に「争はずして悪魔を退治する術」を感得した楯を持たぬ騎士の名前である。ダビツトはパトリツクの友達で、アニマスの恋人である。
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
茹だつた饂飩は叉手さてで揚げて手桶へ入れて井戸端へ行つて冷たい水で曝して「しようぎ」へあげる。「しようぎ」といふのは極めて淺く作つた大きな籠である。
芋掘り (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
扨而さて此の二日の大地震は前古未曾有みぞうにて、御同樣杖とも又柱ともたよりに致居候水戸の藤田戸田之兩雄も搖打ゆりうちに被逢、黄泉よみぢの客と被成候始末、如何にも痛烈之至り
遺牘 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
さてまた亭主八五郎は彼武士に向ひ失禮しつれいながら御客樣の御國は讃州邊さんしうへんと存じ候がいづれの御方に御座候やと云ければ半四郎は不審ふしんに思ひ貴樣は如何いかゞして某しの生國を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)