“滿面”の読み方と例文
新字:満面
読み方割合
まんめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
拜借はいしやく仕つり度是迄推參すいさん候といふに強慾がうよく無道ぶだうの天忠和尚滿面まんめんゑみふくみ夫は重疊ちようでふの事なりさてわけは如何にと尋ぬるに大膳はひざすゝめ聲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
元來ぐわんらい咽喉いんこうがいしてゐたわたくしは、手巾ハンケチかほてるひまさへなく、このけむり滿面まんめんびせられたおかげで、ほとんどいきもつけないほどきこまなければならなかつた。
蜜柑 (旧字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
わたくし滿面まんめんえみたゝえて大佐たいさにぎり、かゝる災難さいなんあひだにもたがひ無事ぶじなりしことをよろこび、さて