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滿更
ふりがな文庫
“滿更”の読み方と例文
新字:
満更
読み方
割合
まんざら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざら
(逆引き)
「默つて居ろ、
手前
(
てめえ
)
だつて
滿更
(
まんざら
)
ぢやあるめえ。——なア、お染坊——こんな野郎だが、これで八五郎は飛んだ親切者さ、——
仲人
(
なかうど
)
は俺がするよ、嬉しからう」
銭形平次捕物控:073 黒い巾着
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
同感
(
どうかん
)
だ。——が、
滿更
(
まんざら
)
然
(
さ
)
うでもない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「もう澤山だ。お若は清太郎と逢引したのも本當なら、彌吉がお孃さんを追ひ廻したのも、
滿更
(
まんざら
)
嘘
(
うそ
)
ぢやあるめえ。ところでお若は、昨夜清太郎を追つ驅けて二階へ行かなかつたのか」
銭形平次捕物控:176 一番札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
滿更(まんざら)の例文をもっと
(4作品)
見る
滿
部首:⽔
14画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“滿”で始まる語句
滿
滿足
滿々
滿干
滿面
滿洲
滿潮
滿座
滿山
滿員
“滿更”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
野村胡堂
泉鏡花