“滿潮”のいろいろな読み方と例文
新字:満潮
読み方割合
まんてう40.0%
みちしほ20.0%
みちじほ20.0%
やえ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滿潮まんてうときは、さつとしてくるなみがしらに、虎斑とらふ海月くらげつて、あしのうへおよいだほどの水場みづばだつたが、三年さんねんあまり一度いちどもよしきりをいたこと……無論むろんこともない。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
海凪ぎぬ、滿潮みちしほのゆたのたゆたに
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
春海はるみ滿潮みちじほきほひ荒く
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
滿潮やえに溺れて蘇へり
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)