“滿干”のいろいろな読み方と例文
新字:満干
読み方割合
さしひき42.9%
みちひ28.6%
まんかん14.3%
みちひき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ東京の街! 右から左から、刻一刻に滿干さしひきする人の潮! 三方から電車と人がなだれて來る三丁目の喧囂さはがしさは、さながら今にも戰が始りさうだ。お定はもう一歩も前に進みかねた。
天鵞絨 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
なごみたる海にもしほ滿干みちひあり
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
滿干まんかんの波はひたせども
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
うみぢゃ、終始たえずなみだ滿干みちひきがある、身體からだふねその鹽辛しほからなみはしる、溜息ためいきかぜぢゃ、なみだなみとも荒𢌞あれまはり、なみだはまたそれを倍〻ます/\るゝ、はて、なぎきふなんだら