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満干
ふりがな文庫
“満干”のいろいろな読み方と例文
旧字:
滿干
読み方
割合
みちひ
72.2%
さしひき
16.7%
まんかん
5.6%
みちひき
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みちひ
(逆引き)
といって潮の
満干
(
みちひ
)
を全く感じない上流の川の水は、言わばエメラルドの色のように、あまりに軽く、余りに薄っぺらに光りすぎる。
大川の水
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
満干(みちひ)の例文をもっと
(13作品)
見る
さしひき
(逆引き)
私は、其眼に
満干
(
さしひき
)
する微かな波をも見遁す事はなかつた。二人共手を挙げた時、殊に豊吉の出来なかつた時は、藤野さんの眼は喜びに輝いた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
満干(さしひき)の例文をもっと
(3作品)
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まんかん
(逆引き)
(海には汐の
満干
(
まんかん
)
があるよ、いまに汐がさすと一面の水になる。)
甲乙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
満干(まんかん)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
みちひき
(逆引き)
愛せらるる事を専門にするものと、愛する事のみを念頭に置くものとが、
春風
(
はるかぜ
)
の吹き回しで、
旨
(
あま
)
い潮の
満干
(
みちひき
)
で、はたりと天地の前に行き
逢
(
あ
)
った時、この変則の愛は成就する。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
満干(みちひき)の例文をもっと
(1作品)
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“満干”の意味
《名詞》
満潮と干潮、潮の満ち引き。干満。
(出典:Wiktionary)
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
満腔
満洲
満々
満潮
満天星
満目
満山
検索の候補
干満
“満干”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
永井壮吉
夏目漱石
石川啄木
中里介山
有島武郎
北原白秋
泉鏡花
吉川英治
永井荷風