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満山
ふりがな文庫
“満山”の読み方と例文
旧字:
滿山
読み方
割合
まんざん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんざん
(逆引き)
其の火は
朝露
(
あさつゆ
)
に
晃々
(
きらきら
)
と、霧を払つて、
満山
(
まんざん
)
の
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
に映つた、松明は
竜田姫
(
たつたひめ
)
が、
恁
(
か
)
くて
錦
(
にしき
)
を
染
(
そ
)
むる、燃ゆるが如き絵の具であらう。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
路
(
みち
)
、山に入って、萩、
女郎花
(
おみなえし
)
、
地楡
(
われもこう
)
、
桔梗
(
ききょう
)
、
苅萱
(
かるかや
)
、今を盛りの
満山
(
まんざん
)
の秋を踏み分けて
上
(
のぼ
)
る。
車夫
(
くるまや
)
が折ってくれた色濃い桔梗の
一枝
(
ひとえだ
)
を鶴子は
握
(
にぎ
)
って
負
(
おぶ
)
られて行く。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
かれは、
満山
(
まんざん
)
の濡れ紅葉に、眼をこらした。まだ、朝の月もあるほの明りなのに、けさほど、あざらかに、物の見えたことはない。それは、自分を見出したことでもあった。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
満山(まんざん)の例文をもっと
(9作品)
見る
満
常用漢字
小4
部首:⽔
12画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“満”で始まる語句
満
満更
満足
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検索の候補
法満山
頭山満
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上飯山満
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徳冨健次郎
鈴木牧之
山東京山
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岡本かの子